静音ラック S9.0-2000CFM
<GPU, AIシステム向け>
計算機室から外部へ漏れる騒音の対策用。
高発熱GPU, AIシステム対応型静音ラック。
概要
・高発熱高風量のGPU, AIシステムを想定
・計算機室外への音漏れ防止用
・高風量! 最大構成時の放熱風量2310CFM(発熱14kw相当)
・低騒音! 最大構成時の最低動作音54.7dB(A)
S9.0-2000CFMは計算機室から外部への音漏れ防止のために開発されました。
最先端のGPU、AIシステムでは専用ルームを設けたとしても隣室への音漏れが問題化しシステム全体での大規模な騒音対策が要求されます。静音ラックS9.0-2000CFMの導入では建物への防音工事を施すことなく物品の購入設置だけで目的達成が得られる利便性が最大の特徴。高発熱GPUへのマッチング想定、これほどの高風量を低騒音で実現出来るソリューションは他にありません。横並べ複数台設置を可能とする着脱式ドアや耐震固定、さらに空調適合、エアフロー策定、耐荷重調査、事前セットアップ、現地サービス等の技術サポートまでも付帯した全体調和のフルテクニカルパッケージ。全ては目的達成のために、Si R&Dが専門業として積み重ねた特化技術の全てを提供いたします。
重要なマシン適合

供給側責任での安全放熱を製品と共に納入いたします。
導入価値

価値ある導入結果だけを求めるお客さまへ。
お打ち合わせ(お見積り依頼)
案件ごとに専任担当が承ります。初期のお打ち合わせでは以下情報をご提示ください。情報共有と良好なコミュニケーションについてご協力願います。


ラック内に実装予定の全ての「マシン情報」をお知らせください。具体的な機器が特定できるようにメーカー、型番、台数をリストアップしてください。

設置条件、搬入条件の情報をお願いします。
・納品先の正確な住所名称、建物名、部屋番号
・設置場所の見取り図、寸法図
・搬入経路に段差が無いこと。(ある場合はその詳細)
・エレベーターの奥行き
<解説> マシン増設について

将来のマシン増設を想定する場合は、一例として「同規模のマシンをあと○○台追加予定」などとご計画をお知らせください。初期導入では大き目ラックサイズと小規模の風量部品で構成します。増設のマシンが具体的になった段階で装備品の再策定と必要に応じた追加見積をご案内しますので都度お打ち合わせください。
サイズの参考例
設置スペースの例

使用部品一覧
| アイテム、画像 | 概要 | |
|---|---|---|
| 1 |
筐体 |
高さ:(特注参考例として)外寸1560mmの場合で実効マウント26U |
| 2 |
ファンユニット |
吸気で押し込み排気で吸い出すプッシュプル構成 |
| 3 |
ACアダプター |
ファンユニット用電源 |
| 4 |
3Uブランクパネル |
ショートサーキット防止のための安全装備品 |
| 5 |
1Uブランクパネル |
ショートサーキット防止のための安全装備品 |
| 6 |
特注アクリル遮蔽板 |
WS, タワーマシン向け |
| 7 |
密閉配線口 |
防音スポンジエプトシーラーを採用した密閉構造の通線口 |
| 8 | ||
| 9 | ||
| 10 |
8口100Vバー |
100V接地(3極)15A抜止型、3mコード |
| 11 | 配線サポートバー | ラック内整線用 |
| 12 |
棚板(1U) |
補機類設置用(ラック背面からマウント) |
| 13 |
棚板(3U) |
補機類設置用(ラック背面からマウント) |
| 14 |
遮蔽棚板 STI44-660790 |
マウント出来ないマシン向けの棚板。1Uの遮蔽板機能を兼ねます。 |
| 15 | ||
| 16 |
レベラーキャスター |
本体に標準装備。 |
| 17 |
扉部高さ調整キャスター |
ドアに標準装備。高さ変動に対応可。 |
| 18 | ||
| 19 | アングルオフセット |
マシン前面のマウント位置はツライチから100mmオフセット |
| 20 |
吸音材増量仕様(pcs) |
静音強化策 |
| 21 |
耐震スタビライザー |
本体部の床固定を推奨。 |
| 22 | ||
| 23 | ||
| 24 |
ギャラリー
Spec. 共通仕様
| S8.0ZR 共通仕様 | |
| 筐体 | 防音専用筐体、多層遮音ウォール、密閉型ケース構造 |
| 消音器 | 前面の吸気流路と背面の排気流路に膨張室型サイレンサーを装備 |
| ファンユニット | 吸気と排気の双方に装備されたプッシュプル構成(数量冗長可) |
| ファンユニット電源 | ユニットごとに独立したACアダプターを使用 |
| 吸気口 | ラック前面に吸気口を装備 |
| 排気口 | ラック背面に排気口を装備 |
| 配線口 | 「底+天板」に複数の密閉型配線口を装備 |
| 遮音性能 | -30.2dB(A) 実機未測定、S8.0ZRに準ずる |
| 最低動作音 | 42.0〜54.7dB(A) ※1 |
| マウント仕様 |
19インチラックマウント規格、4ポスト(L〜L=741mm) |
| 放熱流路 | マシンに応じた専用の遮蔽構造を付帯(個別専用仕様) |
| マシン適合 | 個別での適合調査を付帯 |
| 実効マウント数 | (特注参考例として)26U |
| 奥行き | (特注参考例として)2400mm |
| 外形寸法 | (特注参考例として)W680×H1680×D2400 |
| 重量 | (特注参考例として)180kg |
| 使用環境 | 生活室温(〜35度)の室内 |
| 筐体色 | 標準白と15色の無料変更対応、ロゴ入れ可 |
| 技術付帯 |
設置スペースの検討、策定 |
最低動作音
最低動作音とはラック自体の動作音量です。
| ファン数量(吸気:排気) | 6-4-7AZ | 6-4-9AZ |
|---|---|---|
| 1:1 | 39.3dB(A) | 42.0dB(A) |
| 2:2 | 43.4dB(A) | 48.1dB(A) |
| 3:3 | 48dB(A) | 52.0dB(A) |
| 4:4 | 49dB(A) | 53.7dB(A) |
| 5:5 | 50dB(A) | 54.7dB(A) |
黒太字は実測値、細青字は実測値を根拠にした計算値。
<騒音測定条件>
■試験機:S9.0-2000CFM 特注案件対応機
■測定器:ハンディデジタル騒音計AR814
■測定モード:dB(A)、スローモード、一定時間の平均値
■マイク位置:高さ1m、対象物から1m(正面斜め45度方向)
■測定場所:東京都あきる野市 株式会社エスアイ
■備考:大型サイズのため組立ブースでの簡易測定(暗騒音やや高め、反射音あり)
風量(CFM)
| ファン数量(吸気:排気) | 6-4-7AZ | 6-4-9AZ |
|---|---|---|
| 1:1 | 329CFM | 462CFM |
| 2:2 | 658CFM | 924CFM |
| 3:3 | 987CFM | 1386CFM |
| 4:4 | 1316CFM | 1848CFM |
| 5:5 | 1645CFM | 2310CFM |
購入検討フルサポート
ご訪問によるお打ち合わせや各種技術解説を、それぞれのお客さまへ個別対応いたします。
■東京・関東方面:随時受付
■大阪・関西方面:年5〜6回程度の定期ご訪問
お客さまへご訪問

製品の概要説明、案件ごとの個別打ち合わせ、マシン調査や搬入経路の下見も対応します。
現地調査・騒音測定

現地の実態調査を行なうことで、より的確な結果予測が可能。音響の専門技術を解説いたします。
放熱診断
静音ラックの設置場所や空調適合、熱溜り、部屋全体のエアフローなど、導入結果に影響する外的要因をもれなく診断します。
書類作成
寸法図やマウント図、設置図、提案書など必要に応じて個別で作図します。
販売店さま向けメニュー
同行営業や説明会、勉強会など、販売促進のためのコミュニケーションを用意しています。


お問い合わせ
静音ラックと「音・熱」問題に精通した専任者が対応いたします。どなたさまも遠慮なくご相談ください。
導入事例


トータル58000W(実消費電力)のHPC構成を4台の静音ラックに組み合わせ、静音化と安全放熱を高度に両立させました。静音ラックの風量は8295CFM(!)で策定、これほど大きな放熱量が空調機の音よりも小さくひっそりと稼働しています。
■付帯オプション
・放熱マッチングの策定
・配置計画の作図、エアフロー策定
・耐震固定
・特注架台への設計共有
・空調適合のアドバイス
・側面ロゴ入れ
・初期点検、調整、消耗部品の交換サポート

■ユーザーボイス
横浜市立大学 教育推進課 鶴見キャンパス 施設担当さま
エスアイ静音ラックを設置した計算機室は座学講義も行う図書室の隣であったため当初、大型計算機から出る騒音が懸念されておりました。しかし静音ラックによりほとんど計算機室から音が聞こえることもなく、計算機室内でも快適に会話ができるほど静かなことに驚きました。

SCSK株式会社 HPC&AIシステム部 倉弘樹さま
常に高負荷で稼働するHPCクラスターは発熱量も騒音も大きく、その冷却と静音化をどう両立させるかが大きな課題でした。ご提案いただいた静音ラックは適切な機器温度を維持しつつ十分な静音性を合わせ持った、まさにHPCクラスターに最適な製品です。

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