FAQ

<サービス関連>

 

Q1.配送方法は?

製品サイズによりいくつかの方法があります。
<小型製品>
12U程度までの小型品は業務貨物専門業者の混載便で発送します。日にち指定可。土曜配達可。送料は無料ですが以下の条件がありますのでご注意ください。
・時間指定不可 ・AMPM指定不可 ・日曜祝日の配達不可 ・段差や階段上げ不可
<大型製品>
12Uを超えるサイズや奥行き延長などは諸条件により特別配送の手配をお見積りに記載します。日時は双方協議にて調整いたします。
1). 自社便による特別配送(Si R&Dの専任技術者が現地へ出張します)
  ・製品運搬(東京、名古屋、大阪、仙台、新潟などに対応)
  ・指定フロアまでの搬入
  ・梱包解体、処分
  ・組立(分割組立式の場合)
  ・取扱い説明

2). 指定業者による納品=外注の配送業者になりますが静音ラックに精通した専任者が現地まで対応します。
3). 特例対応=時間指定のチャーター便や階段荷上げ等の特例は別途お見積りします。ご相談ください。

 

 

Q2.適合調査はどんなことをしているの?

マウントサイズや奥行き、重量だけでなく、安全放熱のための特別な考察を実施します。
風量適合=マシンが冷却に必要とする風の量を調べます。カタログスペックやマシン内部の画像、それと実機調査により蓄積された当社独自の保有データを駆使して最適策定へと導きます。
エアフロー=マシンごとにエアフローの向きを調査します。ショートサーキット(排気熱の再循環)が発生しないようにラック内部の整流を個別設計してマシンとラックをマッチングさせます。
マウント仕様=前出の整流設計にはマシンのマウント仕様も関連してきます。特にハブスイッチ類にはメーカーごとに様々な仕組みがありますので注意が必要です。
配線規模=NW機器のポート数が多い場合は配線口への十分な配慮も不可欠です。案件ごとに策定いたします。
搬入経路=大型製品ではエレベーターサイズや搬入ルートも調査対象になります。ご協力よろしくお願いします。

 

 

Q3.ラックサイズの決め方は?

一般的なサーバーラックとは異なる静音ラック独自の策定方法があります。マウント数だけではなく遮音と放熱性能に関連する専門性の高い考察となりますので供給側責任にてフルサポートを致します。  →参考情報

 

 

Q4.マシンを何台までマウントできますか?

マシン次第で異なります。
静音ラックの放熱性能はラックサイズとファンユニットの装備数により調整出来ますが、ラック性能を超えるマシン規模は不適合となります。発熱の少ないマシンであればギリギリまで実装も可、高発熱のGPU機などでは少ない台数でリミットとなる場合もあります。マシン次第ですので具体的なマシン型番と台数をお知らせください。個別にてアドバイスを用意いたします。

 

 

Q5.マシン台数が増減しますがマッチングは?

その都度お知らせください。個別にてアドバイスを用意いたします。
将来にマシン増設がある場合は、初期導入時に「大きめラックサイズと小さめ風量部品」で構成されます。増設されるマシン型番が具体的になった時点で放熱適合を再策定し、ファンユニットの追加装備などを(必要に応じて)お見積りいたします。マシンが減る場合でも空き部分にブランクパネルが必要となりますので必ずご連絡ください。システム全体のアップグレードやリプレイスも同様に十分なサポートを用意いたします。メーカーさまの検証用途などでマシンが都度流動する場合は具体的なマッチング手法の解説(勉強会1h)を用意いたします。ご相談ください。

 

 

Q6.保証や保守契約は?

ファンユニットなどの電気部品は1年間の保証です。初期不良や万一の運送事故等にも責任を持って対応いたします。それ以外は特に壊れるような部位がありませんが、万一通常使用で不都合が生じた場合は期限に関わりなくご相談ください。
保守契約が必要となるような複雑な製品ではありませんがファンユニットとACアダプターは消耗品となります。使用開始4年目になりましたらご購入された販売店さま、又は当社へご連絡ください。交換部材をご案内いたします。

 

 

Q7.お取引は?

どちらさまへも販売いたします。
お客さまの調達都合で商流さま経由となる場合は事前にお知らせください。オープンプライスのため商流ルートにより異なるご案内となります。
<Si R&Dファクトリーダイレクト>
 →お問い合わせ
<よくご利用いただく商流さま、HPCメーカーさま>
・SB C&S株式会社
・株式会社HPCテック
・HPCシステムズ株式会社
・ビジュアルテクノロジー株式会社
・トーワ電機株式会社
・GDEPソリューションズ株式会社

 

 

<製品関連>

 

Q8.どのくらい静かになりますか?

不快な音量を「苦情無し」まで下げます。一般オフィスでは40〜50dB(A) まで下げることが目標値。エアコンの動作音程度の音量をイメージされてください。大学や研究室では50dB台中盤ぐらいまでが許容となります。オフィスと比べて要求値が緩めなのはマシン同居される方の業務が直接的に解析計算に関わる特別なお仕事でありHPCマシンへのご理解が深いためと考えられます。
特例としては放送局やMAスタジオ、役員室、人員の少ない研究室やスモールオフィス等では性能を上げた特別仕様「超静音」のご提案となります。またGPUマシンを一般オフィスで使う等の特殊な例では十分な結果予測を用意します。現地調査や測定にも対応出来ますので是非ご相談ください。  →参考情報(旧.comページへリンク)

 

 

Q9.使用できる温度環境は?

エアコンのある生活室温の場所が適切です。日常的に人が活動している部屋であればOK。35度を超えるような場所、倉庫や物置き、屋外等は好ましくありません。狭い空間で熱溜りが発生する場所も不適切です。シビアコンディションが予想される場合は事前にご相談ください。様々な解決方法を用意しております。 →参考情報(www.zits.jpへリンク)

 

 

Q10.ラック内の温度は何度になりますか?

ラック内では吸気側/排気側と分けて考え、それぞれに適切なマネジメントを考察します。風量適合と整流のマッチングを正しく策定すればマシンの吸気温度が上昇することは一切ありません。「ラック内の温度」と言う概念ではなくさらに緻密に的確に考察を行なっていますので安心してご利用ください。絶対的な安全運用はエスアイ静音ラックの最も大きな特徴であり全ての案件に付帯するお約束事項です。

 

 

Q11.冷やさないのですか?

室温空冷の製品です。冷やすのではなく温度上昇を防ぐ仕組みとなります。一般的にサーバーの熱問題は不適切な原因があるからです。根本原因が未決のまま無理やり冷やすようなことはしません。専門的な技術と製品で理にかなったスマートな課題解決、安全運用へと導きます。

 

 

Q12.納期は?

通常期で1.5〜2.5カ月。年末年度末の繁忙期や受注集中期では延長があります。案件ごとに都度ご確認ください。よく出るサイズでは即納できる場合があります。

 

 

Q13.定価はいくらですか?

お客様ごとに個別専用仕様を策定しますので仕様価格の固定されたマスプロダクト(量産)品はございません。事前におおよその費用感を知りたい方はその旨お知らせください。

 

 

Q14.手軽で簡易的な製品はありますか?

安いものは安いなり……ではなく、騒音対策に限って言えば安物は「役に立たないモノ」になってしまいます。価格に応じた「松竹梅」は無く、ある一定の水準を超えないと100%完全否定になるところが騒音ビジネスの重要なポイント、白黒はっきり明確です。
どんなに低価格でも役に立たなければ価値の無い「高い買い物」になりますので十分にご注意ください。導入失敗になる前に是非当社へご相談ください。お客さまの身になってアドバイスをさせていただきます。

 

 

 

 

 

  ご不明な点がございましたらいつでも遠慮なくお問い合わせください。

 

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